
広島アンデルセンのあゆみ
「食卓に幸せを運ぶ」
創業当初から変わることのないこの思いを実現するための一つひとつの積み重ねが、アンデルセングループの旗艦店 広島アンデルセンのあゆみです。
それは、これからもずっと、続いていきます。
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1967年
広島アンデルセンオープン
「食卓に幸せを運ぶ」 -
1978年
リニューアルオープン
「すてきに生きたい人の
アンデルセン」 -
1988年
リニューアルオープン
「ヒュッゲの街」 -
2002年
リニューアルオープン
「The Bakery and more
―パンからはじまる、
ヒュッゲな暮らし。」
広島アンデルセンのあゆみ
アンデルセングループのあゆみ
広島アンデルセンのあゆみ
1952年11月
広島アンデルセンの前身となる「パンホール」をオープン

広島一の目抜き通り、本通に、"食べることの楽しさ"を提案する店として出店。一流の職人がつくる、山型パン、サンドイッチ、アップルパイを看板商品として品揃えしました。
1958年8月
創業10周年を機に「パンホール」を拡張し、「本通サービスセンター」をオープン

店頭にパンと洋菓子の売場、奥に喫茶部を設け、「パンをいかにおいしく食べていただくか」をテーマに本格的なサンドイッチを提供しました。
1967年10月
広島アンデルセン オープン

パンを通じて食生活の豊かさを、夢を、楽しさを提供したいという思いから、「食卓に幸せを運ぶ」をキャッチフレーズに、ベーカリーとレストランの複合店としてオープン。
店名は、デンマークの童話作家 H.C.アンデルセンに由来。童話を通じて世界中の人々に夢や希望を与えたように、パンのある食卓を通じて豊かな暮らしをお届けしたいとの思いを込めました。

日本で初めて、パンのセルフサービス方式を導入

新しい食のスタイルの提案に力を注ぐ中、講習会なども積極的に実施。写真は1968年に開催したフラワーデザインショーの様子。
1968年10月
開店1周年を記念してデンマークフェアを開催

デニッシュペストリーとの出会いをきっかけに始まったデンマークとの交流。その中で、国のあり方や人々の心豊かな暮らし方に惹かれ、その魅力を伝えるフェアの開催に至りました。(1984年に再開後、現在も継続)
1978年10月
「すてきに生きたい人のアンデルセン」
リニューアルオープン

地上8階建ての新館を増築し、北欧デンマークの心豊かな暮らしを全館で表現。館内ではベーカリー、レストランにとどまらず、情報フロア、パーティフロアを展開し、すてきな食の情報と実践の場の提供をめざしました。

サラダ&サンドイッチ、グリルなど、6つのステーションからできたての料理を自由に選んでいただく、日本ではじめてのデリカテッセンシステムを取り入れたアンデルセンキッチン。

1967年オープン当初から取り組んでいる広島アンデルセンのウエディング。弦楽四重奏の調べで祝福する、北欧の音楽結婚式をベースにしたオリジナルの挙式スタイルを展開しました。
1980年9月
10種類のパン・ド・カンパーニュを発売

「我が家にグルメが集まる日」というフレーズとともに、夕食にパンを楽しむ生活を提案しました。
1981年4月
デンマーク王国マルグレーテⅡ世女王陛下並びにヘンリック王配殿下ご来臨

1984年5月
デンマークフェアを再開

デニッシュペストリー、オープンサンドイッチなどのデンマークのおいしいものを中心に、暮らし、文化を通して「お手本は、いつもデンマーク。」をお伝えするフェア。現在も年に1度、さまざまなテーマで開催しています。
1985年
「アンデルセンの朝食ミーティング」を提案

多忙なビジネスマンの朝の時間を活かす提案。栄養バランスがとれたおいしい朝食をとりながらのミーティングの場を提供しました。
1987年10月
デンマーク王国 フレデリック皇太子殿下ご来臨

ご来臨を記念して「アンデルセン・グルメの感謝祭」の中でデンマークグルメフェアを開催。
1988年11月
「ヒュッゲの街」
リニューアルオープン

店内をデンマークの街に見立て、1階には20もの専門店が集結。多様化するライフスタイルにこたえるため、ギフトカウンター、パーティカウンターを設け、パーソナルなサービスを実現しました。
デンマークの心豊かな暮らしぶりをあらわす「ヒュッゲ」という言葉も、このリニューアルから広く使用しています。

2階のヨーロピアンレストラン「ミッドナイトサン」では、デンマークいちばんの名物料理 オープンサンドイッチを伝統的なスタイルでサービスしました。

対面販売によるコンサルティングに加え、デモンストレーションキッチンを設え、新しい食生活を提案しました。
1999年3月
「ひろしまサワーブレッド」発売

アンデルセンオリジナルの酵母と日本酒の生酛(きもと)から取り出した乳酸菌でおこしたサワー種でつくったサワーブレッド。広島の気候・風土を活かした、広島アンデルセンオリジナルの食事用パンをつくりたいとの思いから誕生しました。
2002年4月
「The Bakery and more
―パンからはじまる、ヒュッゲな暮らし」
リニューアルオープン

パンづくりの原点に返り、パンのおいしさを改めて追求することの象徴として、店内中央に石窯を設置。石窯から焼き上がるパンを中心に、賑わいと楽しさをお届けしました。

ソムリエセレクトの500種類3000本が並ぶワインセラー。

ベーキングスクールとワインスクールを開講。その他にも、一流の講師の方にお越しいただき、食の楽しみ方を広げるセミナーを多数開催。
2002年
デンマーク人スタッフが店頭で活躍
お手本とする国 デンマークからシェフやサービススタッフを1年間招聘。彼らの店頭での活躍を通して、お客様にデンマークの魅力を感じていただく機会となりました。(2015年まで継続)
2002年10月
ジャン=ポール・エヴァンのブティック オープン
伊勢丹新宿店に続く2店舗目としてオープン。世界トップクラスのショコラティエ、ジャン=ポール・エヴァン氏の日本上陸の際のパートナーとなり、日本のお客様にショコラ文化を紹介しています。
2003年10月
プライベートブランド「ヒュッゲ」発売

毎日の食卓でパンと一緒に楽しんでいただきたいベーシックなアイテムを一つ一つ丁寧に開発しました。
2011年10月
デンマーク王国第2王子
ヨアキム殿下ご来臨

ご来臨を記念して、店内では「ベリーデニッシュウィーク」を開催。
2011年
アンデルセンファームファーストヴィンテージ赤ワイン「志」誕生

2005年にパンのある豊かな食卓づくりに役立つことを目指して設立したアンデルセンファーム。2010年に初収穫を迎えたぶどうを使い念願のオリジナルワインが誕生しました。翌年には白ワイン「幸(さいわい)」も誕生。
その名には、お客様の暮らしのお役に立ちたいと願うアンデルセンの「志」が、お客様の暮らしに、パンのある「幸」をもたらすようにとの思いが込められています。
2016年1月
旧店舗全館での営業を終了
2016年3月
広島アンデルセン 紙屋町にて移転営業

本通店舗完成までの約4年半の間、お客様の日々の暮らしに変わらずおいしいパンをお届けする役割を担いました。
2020年8月1日
広島アンデルセンオープン!
アンデルセングループのあゆみ
1948年8月
「とにかくおいしいものをつくろう。みんなに喜んでもらおう」との一途な気持ちで、広島市比治山本町に創業者 高木俊介、彬子夫妻と、パン職人とお手伝いさんの4人で創業

1962年10月
日本で初めてデニッシュペストリーを発売

1959年、初の欧米視察に出かけた創業者 高木俊介が、デンマーク・コペンハーゲンのホテルの朝食で食べたデニッシュペストリーのおいしさに心を打たれ、日本のお客様にもお届けしたいとの一心で、デンマークからパン職人を招聘するなどして開発に取り組みました。
1963年
冷凍パン生地の開発に本格着手
パンの冷凍技術の可能性を探る中、スウェーデンへの視察にて、パン生地そのものを冷凍する技術に触れ、研究開発を本格化。「いつでもどこでも、おいしい焼きたてのパンをお届けしたい」との想いで研究を進めました。
1963年5月
創業15周年を記念して、「世界のパン展」を開催

世界30ヵ国から数百種類のパンを展示。
パンの歴史や各国におけるパン文化を紹介し、大きな反響を呼びました。
1965年9月
「サンドイッチフェア」開催

デンマークスタイルのオープンサンドイッチの講習会や冷凍パン生地による焼きたてデニッシュペストリーの紹介などの内容で実施しました。
1970年3~9月
大阪万国博覧会スカンジナビア館に21名の社員を派遣
交流の深いデンマークを応援するため、スカンジナビア・ロイヤル・バイキングレストランで本場北欧のコックやベーカーに交ってバイキング料理の提供に携わりました。
1970年10月
青山アンデルセン オープン

「青山通りにコペンハーゲンの街角をもってきました」をキャッチフレーズに、首都圏のアンデルセン1号店としてオープン。当時の青山地区は、様々なベーカリーが進出するベーカリー激戦区でしたが、その中で「本格的なデニッシュペストリーを販売するベーカリー」として認知いただきました。
1972年
ベイクオフシステムによる「リトルマーメイド」展開開始
アンデルセンの姉妹店として、焼きたてのパンのおいしさを全国に広げていきました。
また同年、「パンの低温製造法」に関する特許を取得しますが、パン業界全体の成長と、需要の拡大を願い、開放しました。
1972年 / 1973年
朝食キャンペーン 展開(1972年)
バラエティブレッド 発売(1973年)

朝食を食べない学生や社会人が社会問題化していた当時、「朝食を大切に」をキャッチフレーズにキャンペーンを展開。その中で、小麦以外の穀物や果実を使ったパンや、ヨーロッパの歴史と伝統がある本格的なパンなどを総称した「バラエティブレッド」の普及に力を注ぎました。
1981年1月
グルメを楽しみたい人のための文庫
「アンデルセン グルメの文庫」発刊
すてきな食の情報の提供を目的に、1981年から1983年まで全36巻を発行。
毎月2日のアンデルセンの日に、お客様にお渡ししました。
1983年10月
創業35周年記念事業として
アンデルセンのメルヘン大賞を創設

「アンデルセン」の店名の由来にもなっている、H.C.アンデルセンのように、私たちもお客様と「童話」を通じて夢と感動を分かち合いたいと願い創設。授賞式は、毎年4月2日、H.C.アンデルセンの誕生日に広島アンデルセンで開催しています。童話づくりを通じてお客様との心の交流を続けています。
1985年5月
テレビ番組「パンの道」放映開始
パンはなぜ生まれ、どんな歴史をたどってきたかを追うドキュメンタリー番組を企画・提供。1987年まで全12回放映。
1986年
パンと暮らしの情報誌【アンデルセンタイムス】発刊

「ヨーロッパの地方のパンめぐり」をテーマに、バラエティブレッドについて、世界のパン文化についてご紹介する情報誌。H.C.アンデルセンの誕生日に合わせて毎月2日、全国のアンデルセンでお届けしました。(1998年まで継続)
1986年3月
創業者 高木俊介、デンマーク王国より中国地方4県における名誉領事を拝命

広島アンデルセンの店内に、デンマーク王国名誉領事館を設置。
1988年
創業40周年を機に
社歌「パンのかおりのする街」を制作

食卓に幸せをお届けしたい、焼きたてのパンのおいしさをお届したいという思いを、やなせたかしさん(作詞)と、いずみたくさん(作曲)に表現していただきました。
1992年
髙木誠一副社長(当時)デンマーク王国より新名誉領事を拝命

2004年
「高木俊介メモリアル アンデルセン芸北100年農場」開場

創業の精神に立ち返り、パンを大切にする心を育む場。ここを、よきパン職人としての心を育み、技を磨くことを目指し設立した「高木俊介製パン学校」の舞台とし、若手社員が約1年半の研修に取り組んでいます。
2005年
H.C.アンデルセン生誕200年を記念して、デンマークのランゲリニエ公園に200本の桜を寄贈

2008年
デンマークに「アンデルセン」出店

これまでの友好に対する感謝の気持ちと、日本で育んだデニッシュペストリーを里帰りさせ、デンマークの人々にお届けしたいとの思いから、コペンハーゲンのオスタブロに1号店を出店。2009年にチボリ店、2012年にフレデリクスベア店への出店を経て、現在は2017年にオープンしたイスランズブリュッゲ店で営業を続けています。出店を機に、より一層デンマークに学び続けています。
2017年
デンマークと日本外交関係樹立150周年を記念して
「マイスターデニッシュ」シリーズを発売
デンマークとの交流のきっかけとなったデニッシュペストリーに、デンマークと日本のさらなる友好への想いをこめて、お届けしました。