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つくろう!スメアブロ

学ぼう!スメアブロ学ぼう!スメアブロ

スメアブロとは

スメアブロ(smørrebrød)は"バターつきのパン"の意味。薄くスライスしたパンにバターを丁寧に塗って、サーモンやハムやチーズなど北欧の豊かな食材をたっぷり彩りよく重ねていくデンマークの伝統料理です。

その手軽さから、人が集まるときだけでなく、ふだんのおうちの食事でも10日に一度は楽しむという人もいる国民的人気メニュー。

さぁ、日本でも旬の食材でオリジナルのスメアブロをつくって、いっしょに楽しみましょう。

スメアブロの基本

食材をしっかり受け止めるライ麦パンなど目がつまったパンがおすすめです。厚さは1cmくらいが〇。
素材の味わいを生かすために、塩分は控えめのミルキーなバターがよく合います。パンの隅まで丁寧にぬりましょう。食材の水分がパンに染みてしまわないようにする役割もあります。

メインの食材は、何かしら調理・加工をしたものを使いましょう。重ねる食材は彩りと食感を意識してみて。旬の素材もおすすめです。

≪デンマークでよく使われるメイン食材≫
ボイルポテト、ゆで卵、ハムやベーコン、スモークサーモン、ボイルえび、ニシンマリネ、魚のフライ、ローストポーク・ビーフ、レバーパテ、チーズなど
重ねた食材と相性のよいものを。ゆで卵にはマヨネーズ、フライにはタルタルソースなど、みんなが好きな組み合わせで。
食感の異なるものや味のアクセントになるものを。あさつきやスプラウト、ハーブ、オニオン、ラディッシュ、ピクルス、ナッツなどがポピュラーです。

みんなでつくろう!スメアブロ教室みんなでつくろう!スメアブロ教室

季節ごとにスメアブロ教室を開催します。スメアブロを体験してみたい方、アンデルセンおすすめスメアブロレシピを知りたい方、ぜひご参加ください。アンデルセンのシェフが季節のおすすめスメアブロを作りながらご紹介します。

秋のスメアブロ教室

秋にご家庭で楽しんでいただきたいスメアブロレシピをご紹介します。シェフに作り方のコツを学びながら、実際にパンのうえに具材を重ねていき、ランチとしてみんなでいっしょに楽しみましょう。
みなさまのご参加をお待ちしています。

春のスメアブロ教室

東京会場

日時
2024年10月25日(金)12時~(約1時間)
会場
キッチンスペースPatia神保町(担当者シェフ 山田)
メニュー
①チキンといちじくのスメアブロ
②スモークオイルサーディンとレンコンチップのスメアブロ
参加費
税込3,300円
(スメアブロランチ・ドリンク付)
募集人数
15名

詳細・お申し込みはこちら

広島会場

日時
2024年10月18日(金)12時~13時
会場
広島アンデルセン(担当シェフ 中川)
メニュー
①チキンといちじくのスメアブロ
②スモークオイルサーディンとレンコンチップのスメアブロ
参加費
税込3,300円(スメアブロランチ・ドリンク付)
募集人数
16名

詳細・お申し込みはこちら

※今後も季節ごとの開催を予定しています。約1ヵ月前からご案内・申込受付を開始し、先着順で定員になり次第、受付を終了します。

From DENMARK!From DENMARK!

デンマークのメッテさんのお宅でスメアブロランチを楽しみました。

食卓のセッティングのテーマは「春」。ピンク色とお花でコーディネート。

スメアブロにはライ麦パンを使うことが多く、サワーブレッドが登場することも。よく使う食材はにしんマリネ、サーモンマリネ、ボイルえび、ボイルポテト、ゆで卵、ハム、ローストビーフ、レバーパテ、チーズなどで、トッピングにスライスオニオン、ピクルス、あさつき、レモン、ディルなどを使います。準備は、分担して持ち寄ったり、集まった人たちで手分けして、お皿に盛りつけたり、フリカデラ(デンマークのミニハンバーグ)やデザートを作ります。

それぞれの好きな飲み物で「Skål!(スコール!=乾杯)」。デンマークでは、伝統的にニシンマリネのスメアブロをいちばん最初に食べることが多いので、それに合うじゃがいもの蒸留酒「シュナップス」を乾杯に楽しむことが多いそう。

それぞれが好きな組み合わせで楽しみます。写真は左からスモークサーモン+アスパラ+ハニーマスタード+ディルのスメアブロ、ボイルポテト+フライドオニオン+マヨネーズ+あさつきのスメアブロ、ハム+マヨネーズ+きゅうり+スプラウトのスメアブロ。いろんな種類を楽しみたい人は、1枚のパンをお皿の上で半分にカットし小さなサイズでスメアブロを楽しむ人も。

気が付けば、お昼に始まった準備から約7時間が過ぎていました。メッテさん曰く、ヒュッゲにはおいしいものとおしゃべりが欠かせないとか。スメアブロは自分のペースで楽しめ、会話も広がります。日本でも"手巻き寿司"パーティのパン版として広めていきたいと思うほど、とても手軽で楽しくおいしい体験でした。

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